eBay輸出で販売した高額商品が返品に!?注意点と対処方法を解説

eBay輸出で販売した商品が、返品になった…

こんな経験eBay輸出で販売していると、必ず通る道です。

ただ高額商品($1,000以上)が返品になると、ちょっと焦りますよね?

 

Kento

僕が最初に高額商品の返品がきたときは、
50万円の返品なのでだいぶ焦りました汗

 

eBay輸出では低単価の商品も扱いますが、

eBayのリミットが上がってくると「高単価商品」も扱うようになります。

高額商品を扱うことで、単品益(1個あたりの利益)を高くすることができるからです。

 

この記事では、高額商品が返品になったときの対処方法と注意点を解説していきます。

焦らずしっかりと対処して、安全なeBay活動を心がけていきましょう。

eBay輸出で高額商品の返品完了までの流れ

eBay輸出で高額商品を返品してもらう流れを解説します。

eBay輸出で高額商品を返品してもらう流れを解説します。

高額商品の返品は、必ず正しい手順を踏んで返品返金を完了させましょう。

正しい手順を踏まないと理不尽に強制返金され、商品が手元に戻らないこともあります。

 

Kento

eBayは安全なプラットフォームだが、
正しい手順を踏まないと危険なセラー(販売者)と判断され、
強制返金されるリスクがあります。

正しい対処方法を学ぶことが大切です。

 

まずは、バイヤー(購入者)が「リターンリクエスト」を開いていないのであれば開いてもらいましょう。

 

バイヤー(購入者)によっては、eBayのメッセージで返品依頼する人もいます。

低額商品の場合は、メッセージのみで対応することもあります。

しかし、メッセージでの対応の場合はトラブルがあったときにeBayが介入してくれない可能性があります。

 

リターンリクエストを開いてもらえれば、返品中の履歴や流れはeBayにログとして残ります。

高額商品の返品の場合は、詐欺をされる可能性もあるのでリターンリクエストを開いて情報をeBayに残しておくことを僕はオススメします。

 

高額商品を返品してもらう流れ
  1. リターンリクエストをバイヤー(購入者)に開いてもらう
  2. 返送ラベルをeBayのリターンリクエストにアップする
  3. バイヤー(購入者)が返送するのを待つ
  4. 商品が到着したら動画を撮影しながら開封する

 

それでは、高額商品の返品手順を順番に解説します。

基本な返品方法は、通常の返品方法と何ら変わりません。

高額商品のポイントは、商品が到着後に動画を撮影しながら開封することです。

リターンリクエストを開いてもらう

リターンリクエストを確認する方法はこの画面で確認できます。

リターンリクエストの確認方法は、

セラーハブ→Order→Returnsで確認することができます。

 

リターンリクエストが開かれていないのであれば、上の画面で0件となります。

もし返品依頼がメッセージで届いたらこの画面を確認しましょう。

リターンリクエストが無ければ、メッセージで「リターンリクエストを開いて」と送ればOKです。

 

リターンリクエストは、セラーハブのTOPページにある「Tasks」でも確認できます。

毎日この「Tasks」は見る癖をつけておきましょう。

リターンリクエストはタスクの画面からも確認することができます。

返送ラベルをeBayのリターンリクエストにアップする

eBayでリターンリクエストを確認したら、返品ラベルを発行します。

この返品ラベルは、契約しているクーリエ(FedExやDHL)や発送代行会社で依頼できます。

 

こちらで発行した返品ラベルを使うことで、

バイヤー(購入者)は、返送料無料で返品することができます。

 

リターンポリシーを返品無料にしている方は、この手順でOKです。

 

リターンリクエストの「See details」をクリックすれば下の画面に移動します。

eBayで返品ラベルをアップロードする方法

この画面で、「Accept the return」を選び「Continue」をクリックすれば返品ラベルのアップロードページに移動します。

注意するポイント

画像の上の赤枠にある日付までに必ず対応するようにしましょう。

日付を超えるとバイヤー(購入者)は、ケースオープンすることができます。

このケースオープンをされると、商品が返ってこないまま「強制返金」される可能性が高くなります。

バイヤーが返送するのを待つ

返送ラベルをアップロードしたら、商品が返送されるまで待ちましょう。

バイヤー(購入者)が、商品を返送するまでの期間は「約1ヶ月前後」です。

 

Kento

返送期限間際で商品を返送する方もいるので、
気長に待つようにしましょう。

 

eBayのリターンリクエストから、バイヤーが商品を送ったのか見ることができます。

eBayの管理画面でリターンの商品の発送状況を見ることができます。

バイヤー(購入者)の返送状況は、必ず確認するようにしましょう。

注意点

バイヤー(購入者)が、返送期限までに発送されない場合はeBayに直接連絡すればクローズしてくれます。

一部返金狙いのバイヤー(購入者)の場合は、返送をせずに放置する方もいるので覚えておきましょう。

商品が到着したら動画を撮影しながら開封する

高額商品が無事に到着しても油断してはいけません。

バイヤー(購入者)が詐欺を働く場合は、空箱を送ってきたり中身のすり替えが発生することがあります。

 

そのため商品が届いたら、動画を撮影しながら開封するようにしましょう。

開封する前に重量も計測することも大切です。重量を計測すれば空箱の場合は、開封前に気づくことができます。

 

空箱やすり替えなどが発生したら、すぐにeBayとeBayジャパンに連絡をして報告し対処するようにしましょう。

eBayから補填がある場合もあるが、商品代金の半額補填で終わる場合もあります。

 

Kento

高額商品は利益が高いのでオススメですが、
詐欺により損をする可能性もあります。
リスクとリターンを加味して出品するようにしましょう。

高額商品の返品にかかる費用

eBayの高額商品の返品でかかる費用

eBayで高額商品を返送してもらうときに、負担するべき費用を説明します。

返送元の地域などによって、費用は変わりますであくまで参考程度にしてください。

 

返送で負担する費用
  • 返送料金(リターンの設定により変わる)
  • 関税、輸入消費税

 

eBayで返送してもらう場合は、これらの費用がかかってきます。

返品のときは、輸入する場合の送料が適用されます。

 

バイヤー(購入者)が商品を保有したまま一部返金した方が良いのか天秤にかけて商品を返送してもらうようにしましょう。

返送料金

返送料金は契約しているクーリエ(FedExやDHL)、発送代行会社でおよそ確認することができます。

基本的には、輸出料金よりも少し高くなる場合が多いので注意が必要です。

 

輸入するときも重量や容積重量により発送料金が変わります。

必ず購入者(バイヤー)に、発送したときのダンボールで送ってもらうようにしましょう。

稀に良かれと思って、頑丈で大きなダンボールで送ってくる方もいます。

 

Kento

容積重量が増えて、予想した返送料金よりも高くなることもあります。
必ず「同じダンボール」で送ってもらいましょう。

 

あらかじめ、少し高めの返送料金の見積もりで考えておくと良いでしょう。

関税、輸入消費税

商品が返送される場合は、「関税」と「輸入消費税」も負担する必要があります。

低額商品の場合は返送料金のみの負担になりますが、高額商品の場合は「関税」と「輸入消費税」がかかります。

 

「関税」や「輸入消費税」がどれくらいかかるかは、下記のサイトを使って調べております。

関税や輸入消費税の計算サイト

 

上記のサイトでは、あくまで参考程度に算出するようにしております。

時期や地域、商品によっても変わってくるので、参考程度に把握して返品するか決めております。

 

Kento

金額を算出してリスクを極限まで抑えるようにしましょう。

返品での関税と輸入消費税は支払う必要はある?

関税と消費税は払う必要があるのかを解説します。

商品の返品は、「関税」と「消費税」を支払う必要はあるのか?

結論から言うと、申告など何もしなければ払う必要はあります。

ただし、きちんと申告をして対応すれば払う必要はありません。

 

この輸出した商品を返送し関税を免除することを「再輸入免税」と言います。

返送の段ボールに、「Return」など記載してもらえれば返品商品の輸入で関税がかからない場合もあります。

 

再輸入免税を適用させるためには、下記の項目が必要になります。

 

再輸入免税を適用させる条件
  1. 許可を得て日本から輸出された荷物そのものである
  2. 輸出の許可を得てから、荷物の形状や性質が変わっていない(そのままの形である)

大きな破損や輸出をして加工されたものを、輸入するときには適用できません。

 

商品の返送ラベルをアップロードしたら、すぐに返送で使用する発送業者に電話で連絡をしましょう。

電話連絡をすると、必要な書類や手続きについて教えてくれます。

 

再輸入免税に必要なものは下記になります。(※担当者によって変わります)

 

再輸入免税で必要なもの
  1. 輸出許可通知書
  2. 輸出したときのインボイス
  3. 商品のシリアルナンバー

1番と2番は、クーリエ(FedExやDHL)で発行してもらえます。

 

注意点は、再輸入免税では「商品のシリアルナンバー」が一致することが必要です。

カメラなどのジャンルであれば、適用可能になります。

そのため商品のシリアルナンバーがないものは、再輸入免税が適用されない可能性があります。

 

FedExでは、このシリアルナンバーを調べるために7,000円の手数料も必要になります。(2023年6月現在)

この手数料は、再輸入免税が認められなくても支払う必要があるので注意が必要です。

 

Kento

手続きが面倒くさいのと手数料など負担が大きいので
僕は関税と輸入消費税を支払っております。

 

日本の商品は関税がかからない商品も大きいのと、輸入消費税は還付の対象になります。

輸入消費税しかかからない場合は、還付の対象になるのでそのような商品は手続きはしないで一度払うようにしてます。(課税事業者の場合に限る)

免税事業者でeBay輸出を行なっている場合は、再輸入免税の手続きをすることを検討しましょう。

eBay輸出で高額商品の返品のポイント

eBay輸出の高額商品を返品することのまとめになります。

eBay輸出で、高額商品の返品対応する方法は学べましたか?

高額商品は1個あたりの利益も高く、利益を伸ばしていくときに扱う頻度も増えてくるでしょう。

しかし、高額商品はその分返品になったときのリスクも大きいので正しく返品処理しましょう。

 

eBayでは返品手続きの対応方法を正しく処理しないと、強制返金される可能性があります。

正しい対応方法を学び、適切に対応することで強制返金のリスクを下げることができます。

ebayでは攻撃力よりも防御力が重要になります。

 

正しい対応方法を学んでeBayの活動に励んでいきましょう!

高額商品は大きな利益ももたらしてくれるので、恐れずに正しく対応してeBayを伸ばしていきましょう。

 

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